平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

お誕生日

 今日は私の誕生日です。



 40うん才。  
「おめでとう、後半に突入ね」と言われました。 笑。




 今日は土曜日で日本語学校があったので、キッチンでのボランティアに行ったところ、友人がすでに何かをせっせと作っておりました。



 何をしてるのか聞けば、








 「あんたのケーキ」と。


 



 こんなストレートなサプライズはありません。



 行くと早速お祝いメッセをくれ、FBやLineでも日本の友人たちがメッセージをくれ、朝から私はウキウキものです。




「土曜日誕生日よね、ケーキ持っていくよ」


 と、これまたストレートな誕生日サプライズ。 昼食後みんなでお祝いしてくれました。





 



 ケーキがふたつも!!






 私はいつも幸せものだなあ、と思います。


 こうやってみんなが想って、お祝いしてくれる。






 こっちで旦那と共に人生を歩むと決めてから、1人でカナダに渡ってきました。


 キャリアも日本の家族も友人も、遠い日本へ残し、日本人という友達がない中、ここでの生活が始まりました。



 14年たって、今はたくさんの友達に囲まれ、こうやってお祝いしてくれる。




 悩みも喜びもすべて話ができて、一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に悩んで、共に生きてくれる友人がここでも出来ました。




 私はそういった人たちに囲まれて、本当に幸せものだと、今日も思いました。
 本当にありがとう。




 家庭をもって、子どもができて、自分の誕生日がちょっと違うものに思えるようにもなりました。
 



 お誕生日は自分だけのものだったのが、両親がどんなに自分の誕生を喜んでくれて、どんなに心配しながら大事に育ててくれて、どんなに喧嘩をしても、兄が可愛がってくれて、妹が慕ってくれた、最後には笑ってそばにいてくれた、と思う日にもなりました。




 いつまでもこういった幸せな日が続きますように。


 今日はそういう思いを込めて、ローソクを吹き消しました。