平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

味噌作り

今日も雨のバンクーバー。




毎年お味噌を寒い時期につけるのですが、今年は友達も参加したいと言うことでお味噌を作りました。



お味噌を作るのは簡単なのですが、前の晩からじっくりと豆をつけて水分を含ませ、じっくりと柔らかくなるまで炊いた後、ペーストにしなければならないので、そこまでは各自でやってきてもらうようにしてもらいました。



ここまでの作業の方が、実はとても重要で手間がかかるのですが、これをやってもらわないと、とてもその後の作業は1日では足りない!



ペーストにしてきてもらったものを持ち寄って、その後の作業は私が教えながらしました。


と、言っても、ペーストにした後の作業は特に難しくもないのですけどね。






まずはしっかりと豆を洗って、丸一日水に浸けてふっくら水分を入れたあと、じっくり柔らかくなるまで炊き上げます。




一年分作るので豆の量が多く圧力鍋に入る量でないので、大鍋でコトコト5時間ほど炊きます。



その後フードプロセッサーでペーストにする、これが1番時間がかかって仕方がないけど、






今回はこれを購入!




今までちまちまと小さなやつを使っていたけれど、これは刃が3枚も付いていて、とても時間が短縮されました。





味噌だけのために、って思ったけど、買ってよかった〜〜。




そのあとは、麹とお豆と塩をひたすら混ぜ合わせて完了〜。





ラップで空気にできるだけ触れないようにして、来年までじっくり発酵に入ります。




重石をするといいお醤油が上がってくるのですが、手頃な重石が無いんでやりません。



今度日本に帰った時、見てこよーっと。




そろそろ一昨年のお味噌がなくなるので、去年漬けたお味噌を今日解禁して味見をしてみました。




今年の2月に漬けたやつなので、ちょうど10ヶ月ほど。




蓋を開ける時、良いの出来てるかなあ〜〜、カビが生えていないかなあ〜〜って、ワクワクのドキドキ。






カビは生えずにきちんと発酵していたご様子。



やっぱり10ヶ月では、ちょっとまろやかさに深みが足りない感じ。


これはいつもの感じなんですけど、今年もいいのができていました。




小さいタッパーに分けて、冷蔵庫に入れたまま徐々に使っていくのですが、最初に開けたものと、年末頃に開けるものとはまた冷蔵庫の中で発酵が進み、風味とまろやかさがまるで違ってきます。




毎年同じ分量でしても、その時の体調や、気温の違いでちょっとずつ違う味になります。



味噌って面白い。


今年漬けたやつも来年美味しく出来上がってますように。