子持ち昆布
今日も34℃迄あがりました~!
バンクーバーでこんなに上がるのって、滅多にないし。
いつもあっても3,4日やけど、今週はずっとこんな感じになりそうです。
合言葉は「暑い」
日本の皆さんには申し訳ないですが、34℃でアップアップしてるうちらです。
さてさて、季節は全くずれますが、皆さん、子持ち昆布ってしってますか?
数の子の親、ニシンが昆布に植え付けた代物です。
こちらバンクーバーでは数の子はないけど、この子持ち昆布は売ってあるんです。
子持ち昆布はいつもお正月のお節料理に数の子代わりにいれますが、塩づけにして真空パックで売ってるので、冷凍庫に入れてずっと保存できるんですね。
こないだ、チョコレート屋で一緒に働いてる女の子に「お宅の親戚もサーモンとったりするの?」って聞いたことから始まった会話。
と、言うのも彼女はファーストネーション(先住民のこと)とスコッティとのミックスです。
私にとって初めてのファーストネーションのお友達。
実はファーストネーションの方々は世間であんまりいい印象がありません。 もちろん人に寄りけりですが、ファーストネーションの人と、ほかの人にはちょっと温度差があるカナダです。
うちの旦那もよく「高校のファーストネーションの知り合いでちゃんと就職したのは一人だけ、あとは学校にこない、働かない、ドラッグ、自殺」みたいなことを聞かされてました。
色々な過去の問題などもかかわってくるようですが、これは社会問題となってるみたいで、資料を読むと、政府も彼らに生活向上や自立などに力を入れてるみたいですね。
私のバイト先の女の子は働きもの、利発な子で、将来は看護師を目指している。 とても頑張りやさんで、かわいいお姉さん、彼女が言うには学校に入るにしても、「ファーストネーション枠」というのがあって、競争率の高い看護師の学校にもファーストネーション枠で優遇されるのだそう。
ほ~。 そんなのもあるんやね。
ファーストネーションの方たちは税金面や学習面で優遇されてるのです。
そして、漁にも優遇されるのがあって、サーモンなどが不漁なときも、ファーストネーションの人は制限はあるが捕ってもいいとかね。
なので、私はあわよくばなんかいい魚が安く手に入らんかなあ~ってな魂胆で、彼女にちょっと聞いたことがあったのですが、そこで彼女から出た言葉が「子持ち昆布」だったのです。
あー、長かった。
で、うちら日本人が食べる子持ち昆布って、やっぱりかつおだしに醤油と酒などを加えて作りますが(彼女も日本式の食べ方に、生で?って驚いてましたが)、彼女はなんと、バター醤油で食べるという。
え? 合うの?
ってなことでこないだ作ってみた。
卵、炊けてるし。
食してみたら
まろやかでめっちゃ旨かった~~~~!!
娘には不評でしたけど、私はどっちかと言えばこっちの方が好きかも。
みなさん、機会があれば作ってみてください。
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