平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

カナダの医療

今日も良いお天気です。

今朝は7度でした。







今日はバイトが終わってから、子供たちをファミリードクターの所へ連れて行きました。



アレルギー持ちの彼らは何かと薬や手続きが多く、エピペンのオーダーに塗り薬、いざアレルギーが起こったとき用の承諾書などが必要。



紙切れ一枚の承諾書、Drサインが入ると$50。何でもお金です。

でもこれ無いと、いざ息が詰まった時にエピペン打ってくれない。



そんなこんなで大きくなった彼ら、ファミリードクターに会うのは、大体学校が始まる9月ごろに行きます。






カナダの医療は「タダ」



国の保険に入っている人は、病院に行っても、専門医にかかっても、手術をしても、子供を産んでも全て無料。







しかーし。




専門医にかかるまでにかなり時間もかかり、ギリギリになるまで、命に関わらない病気以外、待つ事「年単位」です。





術後は手厚いケアもなく、スパルタです。



出産も次の日には追い出され。



私の膝の骨折に至っては、手術するまでに1週間待ち、術後麻酔から冷めて3時間で退院しました。






こんな感じです。



医療関係者だった私には考えられなかったけど、ここに来ていかに日本がいい医療を提供してくれて、「人間って強いんだ」という事も、カナダに来て学びました。



最近、家庭医を変えた私ですが、これも最近はラッキーな事。


ファミリードクターを持ってない人もいます。


持っていれば情報が一括してできる、というメリットがありますが、それがなかったり、ちょっと緊急と言うときは、ウオークインクリニックに行けます。




が、やっぱりどこも患者で溢れかえってる。

そして、医師は1日にみる患者の数が決まってるので、インフルエンザが流行るときはどエライ事に。




カナダの医療システム、全ての人に平等でいいのだろうけど、人口がどんどん増える中、もうちょっと医療システムの改善とレベルアップに力を入れて頂きたいのが本音。




ま、タダやから文句も言えんのかもしれんけど。