平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

鎮魂の日

バンクーバーも1月17日です。



今年で27年。




ニュースを見るたびに、あの時のことを鮮明に思い出す。




大きな揺れ、壁が引きちぎられていく轟音。

炬燵の中でコタツと共に数メートルは横揺れで行ったり来たりしてた。




身動きも取れず、ただただ家が落ちません様に、と祈り、落ちたらどんな風に死ぬんやろうと思っては、祈ってた。




揺れが止まる最後の瞬間まで祈ってた。





全壊した家は父が建てたもの。


ごっそり前に出る形でライフラインは切れ、それでも家の形は残ってた。



だから私は生きれました。




あれから27年。



あんな恐ろしい経験をしていても、日々の災害の備品整理はきっちりできてない。



ただ子供たちには、自分で危険と思ったら、誰が何を言おうが、1番に安全と思う所に逃げろと言ってます。




一人暮らしをしてた私は、たまたま実家に戻ってて被災したけど、災害は家族一緒の時に起こるとは限らない。

東日本大地震の教訓からも、一人一人が自分を守る、自分を守る事で家族全員守れるのやからと言い聞かせてる。








ここ最近、世界中でいろんな自然災害が起こってる。

この先いつ何処で何が起こるか分からんし。




改めて災害時の備品やらの見直しと、家族との集合場所などを確認をしていこう。




鎮魂