平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

相性

バンクーバー、今日も曇ってます。




毎週金曜日のバイトは、バタバタです。



でも忙しいと、いかにミスなくこなすか、いかに段取りよくこなすか、そこに一点集中して楽しい。




忙しくてもやってやったわ!っていう達成感がめっちゃ好き。




先日、ふと、そーいえば、書道の年間費を払ってないんではないか?と思い、先生にメールしてみたらきちんと払っていたらしく。



よかったよかったと返事してたら、先生が「先日、日本に帰った時に私の師匠に会ってきたのですが、その際に子供たちの作品を見てもらった」と。




海外で育つ子達が、日本の子とともに競書をするという事に、師匠は皆んなよく頑張ってると言いながら、息子の作品を見た瞬間「この子はズバ抜けて違う」と言っていた、と。



書道を始めたのはかれこれ3年前。


字が綺麗やと賢く見えるし、漢字も覚えられるのでは、という私の偏見から始めさせたけど、その頃から先生は息子にはセンスがある、と言ってくれていた。








今まで金賞や連盟賞などはとっていたけど、今年の書き初めでは、最高の会長賞を貰った。





残念ながら私には書の良さが分からんけど、先生の師匠もそう言ってくれるから、きっと息子にはセンスがあるのやろう。



先生がすごい褒めてたで、と喜ぶと思い伝えれば「もう知ってる」とそっけない返事やった。



息子は感情を静かに表現するタイプなのですが、最近、先生が体調不良からの長いお休み後に復帰された時、彼はやっと帰って来てくれた、と喜んでいた。



ほかのバイトの先生ではダメ、と文句を言ってたので、先生との相性も凄くいいのやと思う。




将来どういった風に進んでいくのか分からんけど、こうやって何か一つでも自分が熱中できて、誇れるものがある事はええこっちゃ。




今度日本に帰ったら、欲しい筆を多めに買ってやろうと思う単純な母でした。