平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

年月が越える

今日もバンクーバーはさわやかでした。


前の公園では早咲きの桜が花を咲かせてます。


この桜たち、結構年月が経っていてお年寄りと思われる。 所々はぼこぼこと幹が膨らんでいたり、枯れていたり、花の量が減ったり。 でも、毎年濃いピンクの小さな花を咲かせる。




今日から3月。



早いものだわ。


もうすぐお雛様やん。











友人が30年前の今日にシアトル経由でバンクーバーに降り立った、とグループチャットにメッセージが来た。





なんだか信じられへん。


自分が生きてきた日本の年数よりも、カナダで過ごす年数の方が多くなるなんて、と感慨深い会話が繰り広げられた。




私がバンクーバーに来たのは26の春だった。


その日は嵐の中飛行機は飛びたち、10時間のフライトの間、一回もお食事も飲み物のサービスも出ないフライトとなった。




着いたときはよれよれで、まったく英語が話せない中、ホストファミリーのお家にいったものだわ。








懐かしい。




「部屋にBagを忘れた」って言ったら「虫(Bug)が出たのか?!」って言われて、忘れもしない、発音の違いで全く通じないと言うことが身に沁みた、2日目の朝だったわ笑笑。





ブライアンは元気だろうか?





カナダに来るようになってから、23年。


あと少しで日本で過ごした時間を超えることになる。


ここで結婚すると決めてから、そういう日が来ることは分かってたけど、なんだか実際そんな日が近づいてきてるのかと思うと、なんとも寂しいような。




とはいっても、いまだに英語も弱いし、思いっきり日本人やし、どっちの国で生きていこうが、自分は自分やし。





楽しく暮らしていこう、って思った日でした。