平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

プラクティカム

今朝のバンクーバーは1℃。寒いです。


船の汽笛が聞こえるので、海側は霧が出てるのかも。

今晩は雪予報ですが、どんななるかな?






実習が始まって2週間が過ぎた。


まだまだ8週間残ってるけど、2週間がもう過ぎたと言う感もあり。



最初の1週間はオリエンテーションから始まって、診察用カルテの用意と収納。



それらで1週間過ぎた。


2週目に予定では監視の下、予約を取ると予定表にはあったけど、相変わらずやることはファイリングと横についてやり取りを見て説明を受けるだけ。



焦ったね。他のクラスメートはいろんな事をして忙しそうやったけど、私は見学かファイリングのみ。



チェックインから診察、次の予約取りまで一連の流れを見学3日した時点で、徐々に流れはわかってはきたけれど、やっぱ実践せんことには特にコンピューター入力などは頭に入らん。



なので質問はある?と聞かれた時に「この3日間横で見てて流れはわかっても、実際自分で実践してみないと物にならないのでやりたい」とその日のプリセプターに言った。




彼女もそれには賛成でそれから予約の入れ、リマインドの電話などをちょこちょこする様になった。


回を重ねる事に私も自信がついた。






すると、以前同じようにここに実習に来てそのまま就職した子が「こた、ペースが早過ぎない?大丈夫?私は3週間ここに実習に来たけど、ずっとファイリングでコンピューターを触ったのは就職してからだった」と言うではないか。





私はそっちの方が驚いた。


カルテを出して用意して、それをひたすら3週間?!


ありえへんでしょ。



そんなん3日あったら覚えるし。コンピューターシステムの使い方、診察の流れ、予約や電話対応の仕方、患者との関わり方。学校で習った事を私は実習で身につけて、就職した時にすぐに使える自信を持っていたいわ。




何のための実習よ。


患者と話しする機会もなく、ひたすらカルテの用意で実習が終わった方がビックリやわ!




手伝いで来てるんじゃないんやし。





逆の立場で私は看護学生が実習で私についた時は、きちんと目的を理解しているならそばに着いてどんどんやらせる様にしてた。


やっぱり経験しないと頭に入らないから。


私が実習に行ってたうん10年前は、すごい意地悪な人が多くて、質問に答えられないと瞬発で「やらせない」と言って介助につかせて貰えず泣いたもの。



私はそう言うやり方は絶対彼らのためにならないと思ったし、それは上からの圧力の何物でもないと思ってた。


分からない、答えられない事をどうやって理解できる様にするか、患者さんに危険が起こらない様にして、かつ生徒に手技を指導するのも指導者の技量やと思う。

ただ見ていて、とか簡単なことだけさせるのは指導者としては楽やけどね。




勿論、何の調べもせずに「やりたい」と言うことは一切させないけど、そこからそれを昼休みに頑張って調べてこうしたいんです、といえば全く問題無し。




実習も言われたことだけをするのではなく、積極的に何をしたいのか伝えていくのはとても重要やし、自分から関わっていく様な姿勢でないとね。


特にチェックリストとかない実習となると尚更。自分でこれをしたいけど問題ないか?と伝えていかんと。




実習で何を学ぶかは自分次第やと改めて彼女の発言で分かったわ。


しかしあと8週間。

長いの〜。