平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

最近のマイブーム

バンクーバー、本当に日差しが春っぽいです。




少々、外に出かけるくらいならジャケットなしでも全く問題なし。






昨日は昔働いていた同僚たちとうちで「春が来た」パーティー。


何かと理由つけては飲み会開く。





そして私のまたきた最近のブーム。












しめさば。









海に面した西海岸バンクーバー。




漁獲量と種類のデータのやつや、お店に出てるのを見てみると、タラ系、サーモン、ロックフィッシュ、かれい、ヒラメ、おひょう、ニシン、まぐろ、えびやあさりなどなど新鮮、冷凍など含め、まあまあものはあるのですが、なんせ









お高い!








なので、庶民の味方、鯖。




もちろん、冷凍でノルウェーからの輸入品です。




昔、友人が「旦那さんがしめさばがすきやから、よく作る」といってて、え?そんな新鮮な鯖が手に入るの?



って聞いてみたら、なんと冷凍の輸入を使かってるという。




まじで大丈夫?って思ったけど、もちろんスーパーで買うときは完全に凍ってて、





「綺麗そうなやつ」を選ぶという。







それが一番わからんし!



日本やったら「しめさばいけます」みたいな書いてくれてるの買えばいいけど、おおざっぱカナダ、当然そんなご親切なものはなく、マジで目利き!








冷凍で目利きってどうよ。




凍ってるから、まずえらの中は見られへんし、目の輝き、もう失ってるし!





そして最初はじめたのが「完全に凍ってる」→解凍してえらを見る→しめさばにする→勇気を出して食べてみる→食あたりなし→安心



みたいな世界。




前にもホルモンの話題を書いたけど、海外組は、日本で食べるものをどうやって手に入れるか、売ってないなら自分で作る! の精神で、私はホルモン、塩タン、味噌、饅頭つくり、練り切り、パンにカステラ、いろいろと調べては作ってきた。





おかげで、なんでも自分で作れるんやって思った(日本でも当然人が作ってるものが出回ってるねんけど)





その中でも火を通さない「しめさば」は結構な勇気もの。


(火を通しても生き腐れの鯖は当たるけど)


でも最近凍っても「このサバは輝いてる!」というのがわかるようになった。





こういう、あまりご親切でないとか、食文化が発展してない国で暮らすことは、自分の五感(果ては第六感)までも研ぎ澄まされるようになる。

(本来あるべきもんやけど)




今もこれ書きながら、しめさばでビール飲んでます。