平凡な日々

 
 でもそれが一番幸せ。
 

26年

バンクーバー今日もいつものお天気だ〜。




雨。





0時を過ぎた。

カナダでも日本でも1月17日。


忘れることができない、阪神大震災。

あれから26年です。







うちの家は全壊。


たまたまスキーに翌朝から出るはずだったので実家に戻っていて被災しました。



失ったものは大きく、特にうちの両親世代には、人生を本当に狂わされたと思う。




大阪は災害がない街なんてよく言うてましたが、あの日から一変だったわ。




でも誰も怪我する事なく、あの日にそこにいて、家族とともに被災したのはある意味、不幸中の幸いだった。




「たまたま帰ってきて災難やったな」と両親に言われたが、私はちっともそんな事思わんかったわ。






ただあの揺れだけは2度と体験したくはない。


あの時ほど「死ぬのかも」と思い、祈った時間はない。






でも人の暖かみをすごい感じた。

近所の人、見知らぬ人、同僚、友人、色んな人に助けてもらった。






それでも防災について年々意識が薄くなってる。




何年か前にバンクーバーでやる防災のセミナーに行って驚愕。




この考えやキャパシティで、あの阪神級が起こったら、絶対回らんやろう、っていうような防災セミナーやった。






皆さま、改めて防災の見直しを。






鎮魂